はなの海外大冒険!

海外生活で体験したことや考えたことを綴るブログ♬フィジー留学、オーストラリアでのワーホリ経験を経て、セブのゲストハウスで管理人をしながらブログを書いていましたが、家庭の事情で急遽日本に帰国。これからは海外で学んだことをもとに、日本で考えたことを書いていきます。

いきもの日記【3】“かわいくなくなった”いきものをどうするか

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同日午後5時。

 


帰宅すると、いきものの大きさが2倍くらいになっていた。

 


周りには、昨日の3倍くらいのうん◯が落ちている。

そして食事をしていた。

 


ギャーーー!!!

 


そう叫んでしまいそうになった。

 


ほんの数日前までかわいいと思っていたいきものの姿は、もうなかった。

これはもう、立派な”いもむし”だ。

 

 

 

いきものには申し訳ないが、

私は気持ち悪いと思ってしまった。

 

 

 

さぁ、

ここからが問題だ。

 


このまま飼うか、それとも捨てるか。

 


このまま飼っていたら、いつか部屋の中に紛れこんでしまうかもしれない。

 


(今は花瓶のガーベラの上から動かないため、虫かごには入れていない)

 


捨ててしまおうか?

 

 

 

 


でも、そこにブレーキが生じた。

 


一度飼うと決めたいきものは、

最期まで面倒を見なければならない。

 

 

 

 


昨今では、ヒトが飼えなくなって捨てた生き物が問題となっている。

 


イヌやネコ、池のミドリガメなどがそうだろう。

 


小さいときは「かわいい」と思えても、成長するうちにかわいさがなくなり、食費がかさみ、排泄物の片付けがめんどうになってくる。

 


結果、ヒトはいきものを飼うことを放棄してしまう。

 

 

 

私はそれは避けたかった。

 


私のいきものなんてちっぽけなものだし、捨てたところですぐに小鳥に食べられてしまうかもしれない。

 


しかし、

「かわいくない」

「大きくなりすぎた」

という理由で飼育放棄するのは違うと思った。

 

 

 

私のいきものは、時間が経つにつれて食べるスピードが上がっている。

昨日は休んでいる時間が長かったように思えるが、今夜はずっと食べている。

 

 

 

いきものの背中には、血管のようなものが浮き出るようになった。

心臓の鼓動に合わせて、血管が波打つ様子が確認できる。

 


(血管と呼んでいいのかは分からないが…)

 

 

 

このいきものは精一杯生きている。

 


日に日に、そんなシーンが増え、なんだか大切さも増している。

 

 

 

こんなにいきものを観察する私を見て、夫は引いている。

が、私は気にしない。

 


明日はガーベラの苗を買いに行こうと思う。