はなの海外大冒険!

海外生活で体験したことや考えたことを綴るブログ♬フィジー留学、オーストラリアでのワーホリ経験を経て、セブのゲストハウスで管理人をしながらブログを書いていましたが、家庭の事情で急遽日本に帰国。これからは海外で学んだことをもとに、日本で考えたことを書いていきます。

いきものとの日々を振り返って

いきものの過ごしたのは、ちょうど7日間だった。

 

7日目のいきものは、ちょっと前に土に還っていった。

 

 

いきもののために買ってきたガーベラは、

今は"鑑賞用"として飾ってある。

 

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いきものの食べかけのガーベラも残っている。

 

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真ん中のあなは、いきものが開けたものだ。

ここにすっぽり滑り込んで体を休めていたいきものは、とても可愛かった。

 

この花を見るたびにいきものの可愛かった姿を思い出して寂しくなるが、

花が枯れると、それを思い出すことも少なくなるかもしれない。

 

そう思うと、花が枯れるのも悲しいものである。

 

部屋には、ガーベラの残り香が残っており、それを嗅ぐたびにいきものを観察していた日々が思い出される。

 

 

 

いきものを飼うと決めたのは、

なにげないキッカケからだった。

 

毎日同じようなことを繰り返していた日々。

何か新しいことをやりたいと思ったときにたまたま目の前に現れたのが、

このいきものだった。

 

いきものの成長を毎日観察し、

いきものが食べそうな花を探し回り、

いきものの最期を見守る。

 

この7日間のスマホの検索履歴は、

いもむし 成長

いもむし 食べる花

など、

いきものに関するものばかりだ。

こんなに虫について検索することは、しばらくないだろう。

 

それらの日々は私にとって刺激的であり、

小学生時代に飼った数々のいきものを思い出すよい機会になった。

 

 

チョウになるかガになるか、楽しみにしていたのに、

結局、あのいきものが何の幼虫だったかわからないままだ。

いつか同じ幼虫を見たときは、成虫になるまで見守ってみたいものだ。

 

 

いきもののために買った花が枯れる。

それを処分しながら、

私の心は前を向くように整理されていく。

 

人は悲しみから立ち直る心を持っているらしい。

 

 

今回いきものを育てて思ったのは、

私は観察が好きだということ、

実験的なものに好奇心をくすぐられるということ、

毎日変化があるものに燃えるということ、

思いを文章に綴るのが得意ということ、

ブログを書くと、仕事のメール文作成でさえ楽しくなること。

 

わかったことはいろいろある。

それをこれからに生かしていくのが、いきものへの償いなのかもしれない。

 

 

また可愛いいきものが現れたら、

次は大人になるまで育てられるように頑張ろうと思う。

 

 

 

いきものさん、

ありがとう!

また来てね!

 

 

そう願うと、

いきものが体を揺さぶってそれに応えてくれるのが見えた気がした。