【地元ネタ】鹿児島人が流すのは「そうめん」だけではない!?垂水市・猿ヶ城で「めん流し」してきました。
先日、高校の同級生とドライブをしてきた、はなです☺️✨
彼らと会うのは実に10年ぶり。
3人のメンズたちはおじさんになっていたけど、みんな同じ目線で高校時代の思い出を語れて楽しかったです。
「どこに行く〜?車出すよ」
と言われたとき、鹿児島を長く離れていた私は行く場所が思いつきませんでした。
そこで友人の1人が「猿ヶ城に行ってみたい」と一言。
私もどんなところか気になったので、台風のあとだったのですがそこに行くことに決定しました👍
鹿児島・垂水市 猿ヶ城渓谷はここです!
元会社はミネラルウォーターで有名な、「財宝」です。
私たちは、鹿児島市から桜島フェリーに乗って垂水まで行きました。
猿ヶ城に着くころにはお昼どきだったので、みんなでなにか食べたいねーと話をしていました。
そこで目に入ったのが、こちら。
「めん流し?なに?」
そして、めん流しという文字の横には、そうめん、そば、うどんの文字が。
まさか……
流すのはそうめんだけじゃないの?…
鹿児島人はそうめん流しが好きです
鹿児島の夏は暑いです。
それでも熊本のムシムシした盆地らしい気候と比べると風が吹いて過ごしやすいとは思いますが。
そんな暑い夏に食べたくなるのがそうめん。
鹿児島の人は、ただそうめんを食べるだけじゃなく、水に流して楽しみます。
そう、こんな風に。
こちらは指宿の「唐船峡」というそうめん流しで有名なエリアでのお食事風景。
冷たくて美味しい水がたっぷり流れているドーナツ型の入れ物に、そうめんを流して食べます😆
竹で作られた流しそうめんと比べると、みんながそうめんを流したり食べたりできるし、めんが下に落ちて無駄になることもありません。
下の写真はフィリピンセブのバジャウ族の村で使用したそうめん流しの竹。
友人のちーくんが500ペソ、1000円ちょっとでフィリピン人に作ってもらったそうです。
このときのそうめん流しの様子、こちらのブログでぜひご覧ください
話がそれました。ごめんなさい。
猿ヶ城のめん流しは他と一味ちがいます!!
鹿児島と普通のそうめん流しをご紹介しましたが、今回私たちが訪れた猿ヶ城では、なんと3種類の麺を流せます!
そうです、うどん、そば、そうめんの3種類!!!
オーダは自由。
私たち4人は、
「オレ、そうめん食べたい」
「私、うどん」
「そばもいいんじゃない」
ということで思い思いに3種類の麺をオーダー。
(そばは2人前)
上から見ると、こんな風に贅沢な感じになりました。
左から、そば、うどん、そうめん。
うどんとそうめんの違いがわかりませんね。笑
私たちはこうやって食べました
西郷さんのように大きい男性2人、やせの大食い男性1人、そして私。
同級生ということで遠慮はなにもなく、男たちが「全部流しちゃおうぜー」というのでそうしました。
その図がこちら。
色合いがごちゃごちゃです🤣
そうめん流しの「わーきれいに流れてるー」という美しい感動とは程遠いものがあります。
心の中で「あーあ」とため息をつきたくなる気持ちを抑え、いざ試食!
気持ち良さそうに流れる3種類のめんを水から引き上げてみた写真がこちら。
(全然おいしそうじゃないよー><笑)
そばとうどん、そうめんを混ぜるとこんな色になるのはすぐに想像がつきますが、実際こんな風にして食べたのは初めてだったのでかなり違和感がありました。
口に入れると…
「そばのインパクト強すぎ。
そうめん、存在感なさすぎ。
うどんとそうめんは一緒。」
これが率直な感想です🤣
ぶっちゃけた話、そうめん流しの方がいいですね。
いや、それ以前に、3種類同時に流すという発想が間違っているだけですが。
なんか口の中が落ち着かなかった私たちは、最終的にうどんとそうめんだけ一緒に流し、
最後にそばだけで流して食べました。笑
感想:めんは混ぜない方がおいしく食べられる
写真のようなのどかな風景を眺めながらの「めん流し」
結論は、「めんを3種類頼むのはいいけど、同時に流すべきではない。
1種類ずつ流してそれぞれの味を楽しんだ方がいい」ということです。
そして個人的には、
そうめん
↓
うどん
↓
そば
の順で流すのがよいかと思います。
(存在感があり、味の濃いものは最後に。)
あと、めんはお腹にたまるので、人数分より少し少なめでオーダーしてもいいかもしれません。特に女性だけの場合。
定食を頼むとヤマメの塩焼き、みそ汁+おにぎり2つもついてくるので。
まとめ:ものごとは、体験しないと良い悪いの判断はできない。
鹿児島はいいところなので来てほしいです。
なんか、「うどん、そば、そうめんを同時に流さないほうがいいよ」って、分かりきったことを1500字以上かけて遠回りしながら書いたブログとなってしまいました( ̄∇ ̄)
それでも、体験してみてよかったです。
この旅で桜島フェリーに乗船中、私たちは運良くイルカの群れをみることができました。
興奮しすぎていい写真を撮れなかったのがちょっと残念。
桜島フェリーは鹿児島市から桜島までを約15分で結んでいます。
料金はなんと大人片道160円、24時間営業です。(夜間は1時間に1本です)
桜島の噴火も5回以上みることができ、自然の偉大さを感じました。
ぜひ鹿児島においでください☺️
他の地域にはない魅力を感じられると思います。
桜島フェリーのホームページでは、イルカの目撃情報を公開しているページがあることを今知りました。
今から投稿してみようと思います。
再度、書いておきますが、「めん流し」自体はとても楽しいしレアな体験です😍
ただ、3種類のめんを好奇心以外の気持ちを持って、味に期待しながら流してはいけないということはお伝えしておきます。