はなの海外大冒険!

海外生活で体験したことや考えたことを綴るブログ♬フィジー留学、オーストラリアでのワーホリ経験を経て、セブのゲストハウスで管理人をしながらブログを書いていましたが、家庭の事情で急遽日本に帰国。これからは海外で学んだことをもとに、日本で考えたことを書いていきます。

若きメンズたちのセブでの挑戦!第2章〜かき氷の路上パフォーマンス成功!〜

やっぱりクーラーの効いた部屋の居心地がいいなと感じています、はなです😄✨

 

先週のブログで友人2人がかき氷屋さんを始めた話を書きました。

www.hana-wakuwaku.info

なんと、彼ら、路上販売、いや、

路上パフォーマンスの権利を獲得することに成功したそうです。

その様子を追いました。

 

どこでパフォーマンスしているのか?

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セブシティー内にあるITパーク入り口からややJYよりに彼らはいました。

私の2倍くらいの体格の、やまちゃんと、

髪を結んでいかにもバックパックを背負っていそうなしゅんきくん。

2人の姿はフィリピンにとてもなじんでおり、

私は、かなり近づくまで2人が日本人の友人だと気づきませんでした。笑

 

かき氷パフォーマンスの様子

店を出して5分くらいすると、

近くのバイタク(バイクタクシー)のおっちゃんが近寄ってきました😆

 

おっちゃん「なにしてるの?」

しゅんき「僕たち、かき氷のサービスしてるんだよ。無料だから食べてみない?」

おっちゃん「え?無料?食べたい!」「俺が人を集めてあげるよ!」

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おっちゃん「みんなーかき氷の無料サービスあるよー食べて食べてー」「ほら、あなたもこっちだよー」

(もちろん、やりとりは全て英語です)

 

しゅんきくんたちが呼びかけしなくても、おじさんが客引きをしてくれました。

わずか数分後、店の周りはこんな感じになりました。

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「人が人を呼ぶ」とはこのことですね。

あっという間に人だかりになっていました。

フレンドリーなフィリピン人を味方につけたからこそなせる技です。

 

彼らが先週と違うのはここだった!

かき氷の名前を変えて売っていました。

先週彼らは「Shaved ice(削った氷)」という名前でかき氷を売っていました。

日本語のかき氷を直接英語に訳しています。

 

でも、この日は「Japanese Haru-Halo」と名前を変えていました。

「Haru-Halo」というのは、

フィリピンではパフェのようなデザートのことを意味します。

フィリピン人に馴染みがある言葉を使うことで、

彼らの心をしっかりキャッチ!

商品のイメージのしやすさが集客につながりました。

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また、販売場所を変えたというのもあり、かき氷の大きさを小さめにしたのもポイントです。

今までナイトマーケットやカフェでサービスしていたときは、

2〜3人用の大きめのかき氷を作っていました。

ですが、ここは「路上」

ターゲットは「今から仕事を終えて帰る人」

そうなると1人の方も多いので、小さいかき氷を売っていました。

「ターゲットに応じて商品を変える」という柔軟な発想、いいですよね。

マーケティングのセンスが一切ない私としては、いいアイディアだなと感心しました。

 

以前失敗した、「路上でのサービス」が成功したのはなぜか?

彼らはこのかき氷屋を始める時、一度、路上「販売」を試みていました。

でも、そのときは、「販売許可証」がなく、警察に止められたということ。

フィリピンも意外とゆるくないのですね。

路上がダメならと、ナイトマーケットやカフェの場所を借りて販売していました。

 

ですが、今回は警察に「パフォーマンスします」といって

お店を出したそうです。

「パフォーマンス」なので、かき氷やの目的は「稼ぐ」ことではなくなりました。

なので、かき氷はただです。

その代わりにチップをもらうことにしたそうです。

ときどき、かき氷を削るときに踊ったりして、

「パフォーマンスらしさ」を出しているとのことでした。

 

路上販売だと「どんなに高くても25ペソくらいが上限」と学んだ彼ら。

儲けはさほど考えずに

「かき氷を食べて幸せになってもらいたい」という気持ちが溢れています。

客層はITパークのコールセンターでの仕事を終え、自宅に帰ろうとする人たち。

フィリピンの中では少し富裕層との印象があります。

ときどきチップを入れる姿がみられました😊

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気になるお味は?

私は、「オレオチョコレート味」をオーダー。

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チョコレート味のかき氷の上には、

小さく切ったオレオ(実は私のいるゲストハウスで作業している)

チョコレートソース、

たっぷりの練乳

がかかっています。

フィリピン人の好みに合わせたかなり甘めの味で、

仕事帰りの疲れた体に染み渡りそうなかき氷です。

そして、1人で食べるにはちょうどいい大きさ。

完璧です。

もちろん、チップは支払いました。

(結構原価かかってそう。。。)

 

ですが、路上パフォーマンスは本日で終了です…

(写真はマンゴーかき氷。氷の上にはマンゴーとマンゴーシロップ、たっぷりの練乳がかかっています。)

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実は彼らは明後日帰国します。

路上パフォーマンスは本日(7/5)で終了、

ナイトマーケット(ITパークのSUGBO MERCADO)での販売は明日(7/6)、木曜までです。

もっと彼らの挑戦を追いたかったのですが、もともと期限付きだったとのこと。

かき氷を食べたい方がいればお早めに!

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木曜のナイトマーケットでの販売は、

「NIKUMAKI」の店内で行なっています。

路上パフォーマンスは2部構成、

①13時前後から、②18時前後から

となっています。

(氷が溶けるので、2回に分けているそうです)

無くなり次第終了です。

 

「かき氷の販売を通して、海外でのマーケティングを学ぶ」という目的のもとセブに来た彼らは、

お金より大切なものを日本に持ち帰るに違いありません。

そんな勢いある若者と出会えてよかったです!

彼らの次回のセブ渡航は9月。

多分会えると思うので楽しみです😁🇵🇭