日本で大人気「うんこ漢字ドリル」のイベントから垣間見えた、ビジネス戦略!
実家での生活にちょっと飽きてきている、はなです😅
セブから帰ってきてもう2週間が経過しました。
母の状態はほぼ回復したので、今までとなんの変わりなく生活しています。
だから余計、どっか行きたいなーという思いが募っています。
この間は親子でショッピングモールに行きました。
そこで見つけたのが「うんこ漢字ドリル」のイベント。
私はここ半年くらい海外で過ごしていたので、SNS上でこの漢字ドリルが流行っていることを知りました。
実際に見るとなんか面白いですね😊
今日のブログでは、この漢字ドリルのイベントからちょっと見えたビジネス戦略について考えてみます。
(今日の記事にはうんこというキーワードを多用しています。
食事中の方は後で見たほうがいいかもしれません。
ビジネス初心者の私です。
こんなことすでに知ってるよーって方もいると思いますが、黙っててください。
また、これは個人的な考えです。
企業の考えかたに沿っていないおそれもあります。)
「うんこ漢字ドリル」とは
ずっと日本にいる人、小学生の子供を持つ人はとっくに知っていると思いますが、
「うんこ漢字ドリル」とはその名の通り漢字ドリルです。
他のドリルと違う点は、なんと、
全ての例文にうんこというワードが含まれていること!
その例文はこちら。
「博」:ドイツの工学(ハカ)士が、うんこと話せる機械を発明した。
「対」:すもうの(タイ)戦相手が、まわしにうんこをつけている。
かっこの中にあてはまる漢字を書くドリル。
小学生の大好きなうんこというキーワードと合わせて漢字を覚えてもらおうという、
なんとも画期的なドリルになっています😂
「うんこ漢字ドリルのイベント」に大人3人で参加してきました
漢字のイベントだから小学生以下しか参加できないのかなーと思いつつ店員さんに確認すると、
「大人の方もいいですよ〜」とのことだったので、
大人3人で参加してきました😆
ちなみにメンバーは母(50代)、妹(20代)、私(30歳)。結構いい大人。笑
ルールは簡単。
テーブルの上にあるこのような紙に、
(漢字を書く欄が、ちょっとうんこ型になっているのがポイント!)
漢字を一つ書いて、
その漢字を使った例文を作成します。
もちろん、うんこというキーワードは外せません。
私たちは、ただ書くだけじゃ面白くないからと、
漢字だけを書いた紙を3人で交換して、相手の書いた漢字に対する例文を作りました。
参加者は、写真下のカードをもらえます。
カードを持って期限内に来店すると、
なんと、
「うんこ定規」のプレゼントがあります!!✨✨
(まだ期限にならないので定規はもらっていません)
プレゼントがあるとのことで、大人も子供も楽しめます。
どんな定規がもらえるか、楽しみです。
私たちが参加した「うんこ漢字ドリル」イベントのビジネス戦略
こんなイベントを企画するからには、出版社側もなにか戦略があるに違いない!
そう思いますよね!?
あくまで予想ですが、このイベントをすることによる出版社側のメリットを3つ考えました。
1.「うんこ定規」引き換え券を渡すことにより、お店に再来店してもらう。(リピーター確保)
これは他のイベントでもよくある話ですね。
イベントに参加したらプレゼントというのはよくありますが、
この日にプレゼントを渡すのではなく、別な期間に設定することで、リーピーターを増やす目的があると考えられます。
これは、出版社ではなく、イベントさせてもらっている施設側にメリットがありますね。
そういうイベントを打ち出すことによって、出版社が施設側に支払う経費の削減ができているかもしれません。(あくまで予想)
2.いろんな人に「うんこかんじドリル」のことを知ってもらえる(広告)
通常、漢字ドリルというのは小・中学生の子供やその親でない限りさほど興味が湧きません。
ですが、ショッピングモールでこのイベントをすることによって、本来のターゲット層ではない中年の世代や私のような独身の人にも「うんこ漢字ドリル」のことを知ってもらえます。
広告を出すというのは普通はお金がかかります。
ですが、今回のようなイベントをすることで口コミで話題になり、その情報が広がれば、ドリルの売り上げに繋がると考えられます😊✨
3.「うんこ漢字ドリル」を作成する上でのアイディアを比較的安値で得ることができる。(コスト削減)
なにかのアイディアを得るためには、それを提供してくれた人に報酬を払うのが普通です。
ちまたでは、「〜のアイディアをください」「〜のネーミング案を募集しています」を始め、
「動物園の〜の赤ちゃんの名付け親募集」までいろんなアイディアを募集しています。
見事アイディアが採用された人は、報酬や品物を受け取ることができます。
この「うんこかんじドリル」、
もし、今度新作を発売するとして、そのときに使う全ての例文を出版社のメンバーだけで考えるのは、限界があると思いませんか?
また、例文のアイディアを一般募集したとして、それが採用された人すべてに報酬を渡すとかなり高額になることが予想されます。
そんな事態をさけるために、このイベントで不特定多数の人からユーモアあふれるアイディアを募集しているのだと思います☺️
全国からの数え切れないくらいのアイディアを集め、
幅広い世代に商品の宣伝も行い、
再度お店に来店してもらう、
「うんこかんじドリル」のイベント企画にはこんなメリットがあったのです。
(※すべて推測です)
まとめ:身近にあるビジネスの仕組みを考えるのは意外と面白いかも。
たまたまショッピングモールで見かけたこのイベント。
そこからちょっと見えたビジネス戦略から学ぶことはいくつかあり、
工夫すれば自分の周りで起こることにも活かせるかもしれません。
セブで出会ったある人に言われたのが
「誰も着目しないようなことを見て、そこから消費者の特性を考えることがビジネスでは大切なことの一つ」ということ。
私はそうそうビジネスをスタートさせる気はないのですが、その視点ってどんな仕事につくにも役立つと思うし、
消費者としても、生産者の戦略に簡単に乗っからないという意味で知っておく価値があると思います。
身近なことに目を向けてみようっと😊🎶